2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事で連続してうまくいかないことが。もちろん全てが私の責任ではないのだが、対処の仕方など考えると、やはり反省すべき点、多々あり。帰宅して入浴。夕食。小鯛笹漬をつまみ、山葵漬をなめつつ浦霞を冷やで。鳥粥に七草を入れ、にんにく醤油をたらしてい…

墓石の伝説 逢坂剛

西部劇についての蘊蓄合戦という感じで、『牙をむく都会』をさらにマニアックにした感じ。特に事件も起きない。ただ、このシリーズは食べ物(特に神保町周辺)の描写がとても楽しい。墓石の伝説作者: 逢坂剛出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2004/12メデ…

6ステイン 福井晴敏

お得意の市ヶ谷防諜ものとしみじみ人情話を組み合わせた異色の短編集。全て水準以上だろう。「媽媽」と「断ち切る」は連作とも言える。やはり「断ち切る」が一番か。ただ、どうやって防犯の刑事まで動員できるのか、そのあたりをうまく処理してほしい。出来…

衣替え

寒い。きのうの暖かさとあわせ、これは風邪が流行るのではないだろうか。

明治通り奇譚 東郷隆

広尾・白金周辺の、昭和30年代・40年代というのだろうか、いわゆる「古き良き時代」の話といっていいだろうか。タイトルからして、『墨東綺譚』を意識しているのかもしれない。荷風は震災で古き良き江戸が焼失したことを悲しみながら下町を歩いたのだか…

後から届く年賀状

には困ったものだ。なかでも役員からのもの。去年までは会社の上層部とも接触のある職場にいたのだが、その後、現業に移った。その役員は前の職場にいたときのおととしの正月、多少の色気もあって年賀状を出したのだが(年賀状で色気、というあたりがどうし…

始動

新聞やテレビにあふれている言葉ではある。また、恥多く周囲に多大な迷惑をかける一年が始まる。

市長の娘 スティーヴン・オズメント

1520年代から40年代という、中世(副題は「中世ドイツの一都市に起きた醜聞」となっているが)というよりは、宗教改革期の、一言で言えば、身持ちの悪い娘を勘当した父親(及び息子ら)と娘との間の、財産(遺産)をめぐる裁判沙汰。アナという女性を通じて…

テレビ

というか、正確にはDVDである。『大長今』(NHKの衛星放送で『宮廷女官 チャングムの誓い』というタイトルで秋から放送が始まってはいる)。韓国の時代劇で朝鮮王朝時代の宮廷を描いている。その原語・日本語字幕版のDVDである。年末から、まだ放送…

きのうの紅白歌合戦

例年よりさらにつまらなかったのでは?やはり幕間がどうしようもなくくだらない。場面転換のために何か時間をつぶさなければならないのはわかるが、唯一成功していたのはギター侍くらいだったろう。もう、出場歌手を出したりせず、「オンエアバトル」出身の…

元日

9時頃に起きだす。東京は快晴。さすがに正月から布団を干すのも。年賀状をチェックし、出してなかった人の分七通を書いて近所のポストに出し、屠蘇を祝う。おせち(結局、一万円を三千円引きで)をつつきつつ、雑煮を食べ、純米酒を冷や(冷酒ではない)で…

定吉七は丁稚の番号 東郷隆

楽しみにしていたが、期待ほどではなかった。ただ、いかにも関西人が見た神奈川・千葉・埼玉の位置付けなど、笑えるところはそれなりにあるが。ボンドと関西に精通していれば、よりおもしろいのかもしれない。読み進むうちに「掛取りの二 オクトパシー・タコ…