いまを生きるための政治学 山口二郎

いまを生きるための政治学 (岩波現代全書)

いまを生きるための政治学 (岩波現代全書)

多数決はあくまで暫定的なもの。自分たちに都合がよいものを「改革」、そうでないものを「レントシーキング」と決めつける手法は、たとえ一時的に多数派だったとしても、民主的でない。

「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい 森達也

当事者でない者は、当事者でないという役割がある。その通り。忖度という「空気を読む」が責任感のない責任者に率いられた悲劇を産む。