台湾総統列伝 本田善彦

台湾総統列伝―米中関係の裏面史 (中公新書ラクレ)

台湾総統列伝―米中関係の裏面史 (中公新書ラクレ)

台湾で最も評価の高い総統は蒋経国ということ、それと、大陸と国府と台湾人意識というものが微妙に対立し混ざり合っている台湾の状況、日本の本省人親日、台湾の植民地支配は善かった、という意識など。それが陳水扁の意外な日本との関心・接触の薄さということと、日本の台湾認識が歪んでいることとのつながり。