火を喰う者たち デイヴィッド・アーモンド

火を喰う者たち

火を喰う者たち

キューバ危機に際した平凡な少年期の日常を淡々と描く。「火」は、核であり父の病であり人間の悪意であり、それを周りの家族や友人などの愛情で克服していくのだ。外部の世界の危機と周辺の世界の出来事とのシンクロ。ところで、ダニエル(およびその父)は、どうやってトッド先生の写真を撮影できたのだろう。