またまた

宿直明け。
仕事の進め方について、またも部長から叱責。部長を通さずに納入業者と取引をしたと。そんなつもりは毛頭なく、それだけに、最初は何を怒っているのかもよくわからなかった。部長もその辺はわかっていて、私の仕事の進め方では部長職の人によっては、立場をないがしろにしたととらえられかねず、先方とのトラブルにもなりかねない、という意味の叱責だった。業者によっては、部長を避けて私に話をしようとする人も確かにいて、それが部長からは、崩され易いところから攻められているように見えるのかもしれない。自戒。
また別件で、地方の工場に急遽製作を依頼した製品について、部下から検品の結果規格外だったとの報告を受け、私の判断ではね、大至急本社で製作して間に合わせた。結果としてその工場からは「頼まれて協力したのにはねるとはなんだ!」と強い抗議があったらしい。取締役から経緯を聴取され、規格外であったことは理解を得た。社内手続き的にはやや、先方のメンツをつぶしたことになるか。部長からは、この件では叱責はなかったが、納品された段階で直ちに私自らが検品しなければならない、特に急遽依頼して製作してもらったものなのだから失礼に当たる、との指摘。自戒。忙しい時間帯に要領が悪いのでさらに時間がなくなり、結果として気配りに欠け、周りに迷惑をかけている。
昼過ぎに退社。新宿南口に出て、「とんかつ三太」。久しぶりの揚げ物だ。それでも疲れていたのだろう、ご飯が来た時、思わずお茶をかけて食べたくなった。もちろん押さえて揚がるのを待つ。
衣はさっくり、脂身は甘い。子どものころは、とんかつが最も好きなおかずだった。今は何だろう。好きなものはいくらでもあるが、何についても昔のように単純に「○○が一番」と言い切れなくなっているような気がする。