なぜ嫌がっている靖国参拝を

小泉首相靖国参拝に中国・韓国が相当反発しているらしい。外国にとやかく言われる問題ではない。という大見得はいいとして、逆に、あそこまで嫌がっているものをあえて行くのはどういう神経かと聞きたい。中国の反発は、どちらかと言えば、メンツを潰されたという反応ではないのか。もはや私的参拝か公式参拝かという問題ではなく、A級戦犯が合祀されている靖国に参るかどうか、という踏絵である(BC級を別にするあたり、中国の小出しにする戦略が窺える)。付き合いにおいて、相手が嫌がることはしない、というのは初歩の初歩である。しかも靖国参拝は、国民の半数の反対がある(賛成のかなりの部分は中・韓の反発に対する反作用だから本来的な支持者はもっと少ないのでは)。相手が嫌がっているから、あえて国内向けに参拝を強行したというそしりをまぬがれない。もちろん、司法消極主義の原則から、必要もないのに違憲判断を下した高裁判事に対する批判はあろうが。でも。違憲判断は不必要だが、違憲であることはその通りだしね。なぜ参拝するか、あえて。なぜ神道形式で顕彰するか(神社にまつられているだけで十分「神道形式」だろう)。小泉は伊勢神宮参拝だって違憲になってしまうと言っていたが、もちろん伊勢参拝も違憲だ。よく村山は無自覚(だろうな)に行ったものだ。
昼は、とろろ汁。ワカメのみそ汁、ご飯。
夜は、渋谷「ゆうじ」。ホルモンがうまい。久しぶりに歌舞伎町のバー。