2006-04-25 バスジャック 三崎亜記 読んだ本 バスジャック作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (155件) を見るひどい内容の作品が多く、やはり、まだまだの人なのだ。「二階扉をつけてください」は、着想は面白いがひっぱりすぎで長過ぎ。といって、ショート・ショート(を企画したのだろう作品群)は味も素っ気もなく、表題作など最悪。最後の中篇「送りの夏」は意図は別として場の設定や人物同士の関係(特に黒田)が全くわからない。唯一「動物園」だけが読めた。いやひどい本だ。