パブリッシャー トム・マシュラー

パブリッシャー―出版に恋をした男

パブリッシャー―出版に恋をした男

名前は聞いたことのある作家、聞いたこともない作家で、白状すれば最後のブックガイドに読んだことのある本は一冊もない(『悪魔の詩』は冒頭の転落の一節も読みきらずに終えた。「ホーヤレホ」だったっけ)。それでも、作家たちとの交流や出版に向けたやりとりなどは、それなりに読ませはする。