床下仙人 原宏一

床下仙人

床下仙人

表題作は、現実感は全くないものの、よく考えられた話。「てんぷら社員」はこれはあり得まい。ハッキングして記録を偽造しても、存在していないものを存在させることはできない。普通、新たに異動してきた人について、前の職場に確認するって。「戦争管理組合」、意外に『となり町戦争』の着想のもとだったりして。