2008-07-27 時が滲む朝 楊逸 読んだ本 時が滲む朝作者: 楊逸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (81件) を見る前段、天安門事件までを描いた大学時代は、やや紋切り型に感じたが、日本に渡り、民主化運動を在留ビザの延長としての手段とみなしたり、金儲けの手づるにする幹部の実態に悩む主人公の姿は迫ってくる。父親の言葉、そしてラストの民生の言葉が、いい。