2008-12-15 三月の招待状 角田文代 読んだ本 三月の招待状作者: 角田光代出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09/05メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (42件) を見る学生時代の仲間というのは、どのくらいひきずるものだろうか。登場人物たちは、何年も別れていても、ずっと意識しているようだ。若くして文学賞候補になったかつての輝ける才能を。そして当人は意識してかせずか、他人の懐を当てにしてへらへらと生きていく男になっている。そんなものと関係を持つのは、かつての時間への懐古か、それともある意味での復讐か。難しく言えばそんなところか。