春は鉄までが匂った 小関智弘

辛い・報われない仕事をしているという実感と、職人としての誇りと自信。専門用語が多いうえに、金型作りなどモノづくりの工程への初歩的な理解を前提として書かれている部分など難解なところもあったが、30年以上前と思えない、現代に通じるものを感じた。