恐怖の誕生パーティ ウィリアム・カッツ

恐怖の誕生パーティ (新潮文庫)

恐怖の誕生パーティ (新潮文庫)

どうなるか、どちらに揺れるか、ぎりぎりのところでひっくり返し、時差というアメリカならではの状況もふまえたうで、解決したと見せかけてラストは、なるほどなるほどであるが。幼少時のトラウマが、どうして数年前からの殺人事件になっていったのか、そのきっかけはなんだったのか、そこが今一つではある。