おろおろ草紙 三浦哲郎

おろおろ草紙 (講談社文芸文庫)

おろおろ草紙 (講談社文芸文庫)

3年に一度、凶作に見舞われるという地域で、生きていくためにぎりぎりの行動をとる人たち。家族を交換したり、子どもを預かったり。その中で、飢えながらも死にまでは至らない武士や大店、肝煎なども。