五十鈴川の鴨 竹西寛子

五十鈴川の鴨

五十鈴川の鴨

淡々とした文体で紡ぎだされる世界に、この著者の作品ではないが、かつては魅力を感じていたようにも思うのだが、今は、かえってその年代にわずかながらも近づいてきたせいか、距離を感じる。すっと入ってくるときと、入ってこないときとが。