キジ殺し ユッシ・エーズラ・オールスン

特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)

特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)

新しいスタッフも加わり、上流階級の狂った性癖の犯罪者集団を追い詰めていくのだが。事件が回ってきた経緯の割にその原因をつくった者の活躍がなかったり、ほぼ全員が死んでしまったりと、すっきり感は前作に劣るものの、シリーズと考えた場合、次作への展開が楽しみとも言える。