2012-11-24 ネーミングがモノを言う 飯田朝子 読んだ本 ネーミングがモノを言う―あのヒット商品から「東京スカイツリー」まで作者: 飯田朝子出版社/メーカー: 中央大学出版部発売日: 2012/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る東京スカイツリーは、公募では上位に入っていなかったが、「脱タワー」のイメージで、確かに著者のいうとおり好感がもてる。もし和菓子屋が商標登録していなかったら「大江戸タワー」になっていたのかな。いたんだろうな。となると、斬新な、そして緑や自然のイメージのうえに音からシャープさもある「スカイツリー」は選ばれなかったわけで、そうなると伊勢物語由来の「業平橋」という駅名も残ったのかな。男性の好む濁音、小林製薬のネーミングの見事さ、受験関連商品など、さまざまな「ネーミング」の計算・根拠・背景があるのだ。