ことり 小川洋子

ことり

ことり

鳥の言葉なのか、「ポーポー語」を操る兄との思い出を大切に、ひっそりと暮らす「ことりの小父さん」。園長交代後の無理解は、世間の目、というものの冷たさを感じさせてやるせない。司書への片想いは、実は司書は迷惑だったか。