2013-05-17 源通親 橋本義彦 読んだ本 源通親 (人物叢書)作者: 橋本義彦出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 1992/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る平教盛(または通盛)の娘を妻として親平家の公卿としてスタートし高倉天皇の側近となって治承のクーデターを生き残り、平家都落ち後は義仲に近く、一時失意になるが、高倉範子を後妻に迎え後白河の側近となり後鳥羽の「御乳人」として重きをなし、後白河・兼実・頼朝の複雑な関係のなか、力を付けていく。後白河没後に兼実を追い、大姫入内計画で頼朝に恩を売る。頼朝没後は、三左衛門の変・梶原景時の変・城長茂の変と、変事が続き、通親は巻き込まれたり余波が及んだりした。