火山のふもとで 松家仁之

火山のふもとで

火山のふもとで

一人称の変化、登場人物の呼称など、ディテールの嵐。建築というなじみのない分野の蘊蓄がつまっている。職業小説でもあり回顧であり、上品な恋愛小説でもあり。