ひとりの体で上・下 ジョン・アーヴィング

ひとりの体で 上

ひとりの体で 上

ひとりの体で 下

ひとりの体で 下

バイ・ゲイ・レズ・異性装と、性的マイノリティに囲まれた一族。押し殺した雰囲気の中で育っていく。憧れと憎しみの対象であるレスリング部の少年が、傲慢になった背景として母親が、という話。それが嘘だったとして、実は異性装だったという証拠の写真。しかし、こんなにあちこちにマイノリティが身近にいたわけか、著者の分身であろう「私」の周囲には。