国境 黒川博行

国境 (講談社文庫)

国境 (講談社文庫)

詐欺犯を、北朝鮮まで追いかけて行く。暴力団をいくつも手玉にとった、その金主は在日の商工人。しかしそれも、いずれ暴力団の資金源になっていく。ピョンヤンラソンでの活劇は、紋切型だが、手に汗握る。