鐘の渡り 古井由吉

鐘の渡り

鐘の渡り

これはこれで、凝りまくった文体。好みとしてはこの方かもしれないが。しかし、片岡義男とあまり変わらない年代で、決してドメスティックではないのに、日本語の使い方が両極端。片岡義男に例えば表題作など書かせるとどうなるんだろう。