浮浪児1945- 石井光太

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

生きるために上野の地下街で過酷な体験をした戦災孤児たち。闇市の違法性と取締りを免れる「解放国民」である朝鮮人が仕切り、治安対策として警察がテキヤを利用する。やがてヤクザが入り込み、合法的なマーケットができてアウトローが排除されていく。都立家政にある「愛児の家」の献身。