文体の科学 山本貴光

文体の科学

文体の科学

文体を、時間・空間的制約や、記憶という内なる限界という側面からの分析は新鮮。そして、法律や科学の文体が、客観性のイメージのために主語を明示せず、辞書も体言止めにして主語が出てこないという分析には、なるほど、だ。『括弧の意味論』は、読んでみたい。