2004-09-05から1日間の記事一覧

われ沽券にかかわらず 渡辺房男

まずまずだが、語りの手法などこれでよかったのか。飯嶋和一風の手法でも別の熱血小説になったのでは?われ沽券にかかわらず作者: 渡辺房男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る

石の来歴 奥泉光

迫力はあるが、後半やや現実感が薄くなるか。本当に彼が長男を殺したのか。ありえないわけで。次男の生き方もややご都合主義的展開に感じた。「三つ目のうなぎ」の方が迫力はないが好み。石の来歴 (文春文庫)作者: 奥泉光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1…