2004-11-26 第三の時効 横山秀夫 読んだ本 表題作が最高。いったん読者を驚かせておいて、さらに落とす。いったん驚いて安心しているところだからさらに効果的。心理面を描いたものとしては「囚人のジレンマ」。「モノクロームの反転」は、「トリック」?に寄りかかり過ぎか。「ペルソナの微笑」は、ホームレス殺しに子供を使った、というのがどこから出てくるのかよくわからない。長編もいいが、やはりこうした短編集で実力が発揮されているように思うのだが。第三の時効作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 2003/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (45件) を見る