医者には聞けないインフルエンザ・ワクチンと薬 母里啓子・監

医者には聞けないインフルエンザ・ワクチンと薬

医者には聞けないインフルエンザ・ワクチンと薬

ワクチンは全く意味がないどころか(宝くじに当たる確率だそうだ)副作用の危険を考えれば有害だと。タミフルはAソ連型には効くがA香港型やB型には効かないと(Bには量が少ないと効かないことはテレビや新聞でもこの冬報じられたが)。学童への集団接種がなくなったころから急にお年寄りへの接種の必要性が叫ばれるようになるなど、利権の疑いを指摘している。自分に関していえば、この冬、例年以上に体力が落ちていると思われるなか、予防接種をしてインフルエンザは発症しなかったのであるが。趣旨としては、自然の治癒力に任せよう、発症したら3日休めばいいじゃないか、そういう社会をつくろう、ということらしい。その趣旨には賛成なのだが、いったい『インフルエンザの世紀』とどちらを信じればいいのか。