2005-06-19 猿曳遁兵衛 逢坂剛 読んだ本 猿曳遁兵衛 重蔵始末(三)作者: 逢坂剛出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/03/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る名手の技、といった感じの短編集。江戸の後身である東京に住んでいることがうれしくなるような。しかし、「鶴殺し」は、犯人は住職かと思ったが。表題作も、思わせぶりでこれはないな。「簪」は、しょせん、アウトローとお上の間に、スポーツマンシップのような関係はありえない、ということなのかもしれない。