野田と平沼あるいは民意

自民党の「郵政反対派」に処分。野呂田に除名。その他の造反+無所属立候補組は軒並み「離党勧告」。野呂田は、首班指名で自党党首(小泉)に入れず、他党党首(綿貫)に入れたことが主因らしい。当然だろう。ところで野田聖子などは、選挙の結果示された民意に従うということで郵政に賛成したようだが、しかし彼女を当選させた(佐藤を落選させた)選挙区の有権者の民意は、「郵政反対」であろう。このあたり国会議員は国民全体の代表であるというナシオン主権的な考え方と、選挙区の有権者からの命令的委任を受けているというプープル主権的考え方による原理的な対立も孕んでくる。野田などは、通ってしまったら後は任せてもらう、という前者の考え方なのだろうな。自分を選んでくれた民意には反してでも、ね。その点、平沼は、郵政には反対しても小泉への首班指名自民党員として筋を通した。
国民新党の除名組が自民党を相手取って訴訟を起こす動きがあるらしい。裁判にそぐわない私的自治、という感じがするが。ただ、これが共産党で専従が除名されるような場合、旧共産党専従などを雇うシンパ以外の職場などあろうはずもなく、除名がストレートに生存権に直結する。こうした事態の場合は、司法判断の対象になるのだろうか。
早朝出勤。3時頃、握り飯。9時頃サンドイッチ。
夜は、サンマなめろう数の子わさび漬け・焼き鳥・ハマチ刺身を久保田千寿で。輸入物松茸で松茸ご飯。