しぶとい戦国武将伝 外川淳

しぶとい戦国武将伝

しぶとい戦国武将伝

既読感のある人物も多いが、著者がタイトルを思いつくきっかけとなった上條政繁(上杉景勝の臣から高家・畠山義春に)や、丹羽長重(越前福井123万石→佐々攻めのミスで加賀松任12万3千→九州征伐で4万3千→秀吉死に臨んで加賀小松2万5千→関ヶ原で零→家康将軍就任で常陸古渡1万→大阪の陣で陸奥棚倉5万→陸奥白河10万→病没後に光重が陸奥二本松10万。信長以来の築城術を長秀から引き継ぎ、幕府の出張所を棚倉や白河に築くために利用されたか)などは興味深く読んだ。