銀閣建立 岩井三四二

銀閣建立 (講談社文庫)

銀閣建立 (講談社文庫)

応仁の乱後、支配力はないが権威はある「上様」のもと、東山山荘をつくるために、最高の審美眼を持つ施主を満足させるために、庶民の苦しみを感じつつ職人としての誇りを全うしようとする主人公。他の番匠との駆け引きや家族の悩みなどを交えて描いている。