2010-10-31 ドキュメントひきこもり 池上正樹 読んだ本 ドキュメントひきこもり 「長期化」と「高年齢化」の実態 (宝島社新書316)作者: 池上正樹出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2010/07/09メディア: 新書購入: 6人 クリック: 140回この商品を含むブログ (12件) を見る長期化・高年齢化するひきこもり。そのかなりの部分が精神疾患だという。家族の会の別称KHJ、強迫性障害・被害妄想・人格障害なのだ。初期に適切な治療が必要なのにひきこもることで悪化し、また二次的に症状が出ることもあろう。親が亡くなれば飢え死しかないかもしれない(出てくるかもしれない、というのは、精神疾患を前提とすれば難しいだろう)。ひきこもりは必ずしも自室にこもるとは限らず、また、外出も必要があれば行う、ただし、人とのかかわりは極力避ける。ホームレスにもひきこもりがいる、ということであった。ひきこもるべき家がないのに。