大江戸の正体 鈴木理生

江戸初期の日本が最大の絹輸入国だった、という導入から、大縄地の話、下り物、そして規制から発して、例えば紅花を埼玉につくらせた柳屋など近江商人の話。長野から北関東・南東北の絹地帯(桐生・結城紬)が誕生した話。大食らいの信濃者、律儀な越後など年季奉公の話。目からうろこ、の話が多かった。

大江戸の正体

大江戸の正体