銀弾の森 禿鷹Ⅲ 逢坂剛
Ⅱの続編、といった感じで敷島組がかなりの比重を占める。さすがに読ませるが、しかし、いくら覚醒剤を扱う渋六とはタイプが違う暴力団だからといえ、幹部をみすみす殺されるとわかってマスダに引き渡すなど、さすがに禿鷹の悪党ぶりもやや鼻につき、今ひとつ感情移入できない。
- 作者: 逢坂剛
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/11/25
- メディア: 単行本
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Ⅱの続編、といった感じで敷島組がかなりの比重を占める。さすがに読ませるが、しかし、いくら覚醒剤を扱う渋六とはタイプが違う暴力団だからといえ、幹部をみすみす殺されるとわかってマスダに引き渡すなど、さすがに禿鷹の悪党ぶりもやや鼻につき、今ひとつ感情移入できない。