廃帝綺譚 宇月原晴明

廃帝綺譚

廃帝綺譚

つまらないものを読んでしまった。まあ、全体の四分の一の分量を占める「禁城落陽」だけは読めたので、モトは(モトってなんだ。費やした時間か)とれたのかもしれないが。そう言えば、前作も花田清輝の『小説平家』を読んだ後の身にはさしてよくもなく、怪しさに振り回されただけのような気もするし。