戦国を生きた公家の妻たち 後藤みち子

戦国を生きた公家の妻たち (歴史文化ライブラリー)

戦国を生きた公家の妻たち (歴史文化ライブラリー)

戦国期、家業を守るために家長と協力して家を切り盛りする「家妻(いえづま)」の役割が大きくなり、正妻が置かれるようになり、摂関家では近衛家が将軍家などから、他の家では清華家大臣家などから妻を迎え、家業である摂関の継承に力を尽くす。夫の家の墓にも入るようになる。家妻の地位は正妻から正妻へと継承されるようになる。