広報誌コンクール審査員。

なんでやらねばならないのか、理解に苦しむ。

*[食べたもの]

朝は、ナスと茗荷を炒めた汁でにゅう麺。

昼は、社員食堂で、アジのマリネとサラダバーの定食。

夜は、ゴーヤチャンプルーメカブ納豆に冷や奴など。

 

*[読んだ本]平安時代の離婚の研究 栗原弘

 

 

研究史として、高群逸枝の、古代は女性の地位が高く、離婚も女性が切り出すことが自由だったという主張は、女性の地位向上という目的のために史料操作による架空のものであり、それを後の多くの研究者が無批判に受容していったと理解できた。飛鳥奈良時代は、古事記日本書紀万葉集平安時代日本霊異記・宇津保物語・伊勢物語源氏物語・今昔物語や日記類などの文献から、用語をとっても用例をとっても、男性からの離婚がほとんどでその制限もなく、またあいまいな離婚かどうかわからない不安定期は、男性にとって有利で、離婚されたかどうかわからない女性は、ひたすら待つだけ。また、若い時は妻方提供で、安定したら夫が妻を引き取る夫方提供となると、不安定な若い時期(妻方提供期)に離婚が多くなるが、これは夫が通わなくなるだけ。夫方提供期には、妻が出て行く形もあるが、これも責任は夫方にあるのだ。

 

*[観た映画]日本の一番長い日