2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

義経を討て 童門冬二

義経を討て作者: 童門冬二出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2005/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るどうしようもない本だ、結論から言って。時間の無駄。こんなものが出版できるのもコウメイな作家だからか。今様から…

日本のインテリジェンス機関 大森義夫

日本のインテリジェンス機関 (文春新書)作者: 大森義夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (34件) を見る秘密に関する取締法がないから、かえって行政がなんでも秘密にしてしまい、国…

NHK放送80周年記念ドラマ『ハルとナツ』

録画していた『ハルとナツ』の最終回を観る。なるほど、そういう結末か。うんうん、という感じだ。ただ一点。長男が死んだのに本家に親が手紙を出さず、娘に任せておくということがあるのだろうか。次男の嫁を写真見合いで日本から迎えるのに、本家親類筋に…

早朝出勤。握り飯を一つ。仮眠。 夕方6時頃帰宅。サンマの刺身をご飯に載せて。先頃の健康診断では、善玉コレステロールが高めだった。特に悪いことでもなさそうだ。缶酎ハイ・缶ビール。納豆を『魯山人味道』『美味しんぼ』通りに徹底的にかき混ぜて久保田…

2005年のロケットボーイズ 五十嵐貴久

2005年のロケットボーイズ作者: 五十嵐貴久出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/07メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (39件) を見る読んでいて、どんどんひきこまれてしまう。確かに展開はご都合主義的で(持ち上げて落とし、持ち上げて…

ワセダはとバス

昼は、冷凍ちゃんこうどん。汁にご飯を入れて。 とても久しぶりに早稲田大学へ。ふと見ると、学生服の集団が。応援団か、と思ったが妙に幼く、よく見ると大隈講堂前に「はとバス」が。定期とも思えないが。 夜は、社員食堂で、サバ味噌煮定食と納豆。

復興計画 越澤明

復興計画 - 幕末・明治の大火から阪神・淡路大震災まで (中公新書(1808))作者: 越澤明出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/08/26メディア: 新書購入: 2人 クリック: 80回この商品を含むブログ (29件) を見る著者とはかつて小さな悶着があったが、まあ…

時代劇と風俗考証 二木謙一

時代劇と風俗考証―やさしい有職故実入門 (歴史文化ライブラリー)作者: 二木謙一出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2005/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る▽大河ドラマなど、湯水のように予算を使っているの…

エレベーターの車いすボタン

エレベーターを待っていると、ボタンがすでに押され点灯しているのに、後から来て車いすボタンを押す人がいる。あるいは乗り込んで、すでに健常者用のボタンで点灯している階を、さらに車いすボタンを押す人もいる。どういう心理なのか。ひょっとしたら、コ…

郵政法案が衆院を再通過。今回、民主党は対案を出した。結果論ではあるが、愚直イメージからすれば、前回から出しておくべきだったろう。そして、野田聖子は女を下げた。堀内光雄は、まあ、あんなにとは思ってもいなかったのだろう。中選挙区では、落選もあ…

昼は、きのうの鍋の残りを味噌汁に直し、納豆・ちりめん山椒でご飯。 夜は、社員食堂で、ロールキャベツ定食に納豆。 宿直勤務。

いつかパラソルの下で 森美都

いつかパラソルの下で作者: 森絵都出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/04/26メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (161件) を見る家族の再生の物語。近年のいわば定番隠しテーマとも言える「幼児期のトラウマ」を、なんら臭みなく処理し…

パキスタン地震とパ・プレーオフ

パキスタン北部で大きな地震。日本人2人死亡。19日に帰国予定だったとか。 昨夜は、思い立って出勤。未明に帰宅。 昼は、焼き魚(メロ)・納豆・もやしと生椎茸の味噌汁。椎茸がないともやしはツンツンしているし、乾し椎茸だと押しつけがましいし。 午後…

中世の寺社勢力と境内都市 伊藤正敏

中世の寺社勢力と境内都市作者: 伊藤正敏出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 1999/04メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る『日本の中世寺院』のいわば元になった論文、といったところか。相当専門的な記述になっている。挙げら…

御茶ノ水にコンタクトレンズを買いに行く。 昼は、絶賛された神田須田町「勝漫」に行こうと思ったが、道に迷い(住所は把握していったのだが、たまたま持参した都市地図では該当地番がスペースになっていて、隣りの地番から探し当てようとしたのだが、須田町…

早朝出勤。 我が社の属する企業グループは経営危機にあるのだが、午後、役員からリストラ計画についての説明があった。基本的には、新規採用を抑え、退職非補充で対応するとか。いずれにせよ、人が減って忙しくなることは明らかである。 夜は、餃子、サンマ…

刀狩り 藤木久志

刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))作者: 藤木久志出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/08/19メディア: 新書購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (35件) を見る副題の「武器を封印した民衆」というところに主張は尽くされよう…

霊鬼頼朝 高橋直樹

霊鬼頼朝作者: 高橋直樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る頼朝を描くのに「雑色」という人物を造形するのは、着眼点として秀逸。確かにさまざまな使いに雑色が使われたようだ。…

昼は、サンマの炊き込みご飯、大根と油揚げの味噌汁。 夜は、社員食堂で焼き魚定食に納豆。

労働政治 久米郁男

労働政治ー戦後政治のなかの労働組合 (中公新書 (1797))作者: 久米郁男出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/05/26メディア: 新書購入: 2人 クリック: 64回この商品を含むブログ (22件) を見る中曽根行革の頃には改革を推進する立場だった労働組合が小…

風味絶佳 山田詠美

風味絶佳作者: 山田詠美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05/15メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (310件) を見る「夕餉」。ひたすらの努力が決定的な破綻の予感。男との間の埋められることのできない「育ち」の差。男に尽くそうと…

タイガース民営化?

阪神電鉄の大株主となった村上ファンドの村上氏がタイガース株の上場を提案とか。世間では、タイガースを金儲けの具とするとは、と批判も強いらしい。でもちょっと待って。親会社の広告塔として自ら資金集めの必要がなかった代わり、ろくな補強ができなかっ…

宿直明け。 昼は、冷凍うどん。 夜は、サンマの刺身。海老ワンタンに白菜とホンシメジ。 久保田「千寿」。

昼は、今季初のカキの味噌汁・納豆・ブロッコリーでご飯。 夜は、社員食堂で、五穀飯の寿司、魚みそ焼き。

懐郷 熊谷達也

懐郷作者: 熊谷達也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る『かたみ歌』と比較されるが、確かに『かたみ歌』が東京下町を扱っているのに対し、地方を舞台に少し不思議な奇跡を含んだ短編集。ただ、奇…

王朝の社会 棚橋光男

大系 日本の歴史〈4〉王朝の社会 (小学館ライブラリー)作者: 棚橋光男出版社/メーカー: 小学館発売日: 1992/09メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る通史というよりも、テーマごとの章立てが新鮮。「都市京都の生活空間」は、なる…

被害者の身元そしてブックオフ

インドネシアで爆弾テロ。それにしても外務省は、事件で亡くなった日本人の身元を明かせないとしているのは、個人情報、というわけだろうが、そうなのだろうか。その論理だと、全ての事件事故の被害者(いや加害者だって裁判で確定するまでは無罪推定だ)の…

優しい音楽 瀬尾まいこ

優しい音楽作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (147件) を見る短編集というのは1本くらいは首を傾げるのが混じっているもので、この本だと「がらくた効果」か。表題作は…

逆襲の地平線 逢坂剛

逆襲の地平線作者: 逢坂剛出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/08/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る『アリゾナ無宿』に続く西部もの。インディアンに対する偏見と白人の横暴振りを告発するために、かつてスーとともに暮らしていたジェ…

朝日がNHK問題で、「詰めが甘かった」と総括。でも、政治に影響されやすいNHKの体質を明らかにした、という根本では訂正するような謝りはない、ということのようだ。政治家に呼びつけられたのか自分から説明に行ったのか、中川に説明したのが放送前か…